後半のロードバイクツーリングへ
2017年9月19日スイス ロードバイクとハイキングの一人旅2017も後半戦、ロードバイクで走る本番の予定でしたが・・・・それは後述
ホテルのベランダからの眺め、山々がキレイです。曇ってますが昨日同様午後から晴れるでしょうと思っていました。

グリンデルワルトを出発です。

本日のコースはゲシュネンまで約70km、900mアップの峠グローシャイデックを越え、マイリンゲンにそこから2つ目の峠ズステンパス1600mアップを超えてゲシュネンまで走る予定です。
只、背中にザックを背負って、70km、2500mを越える獲得標高を走れるのか?自信が無かったのでゲシュネンのホテルは予約せず、マイリンゲンでどうするか決める事にしました。

走行ルートはまず、スイスベルナーオーバーランドルート61号に沿ってマイリンゲンヘ向かいます。

薄ら晴れてるかな?峠に登るころには霧が晴れてクッキリ見える?と期待して走り始めます。傾斜は結構きつくて12%くらいだと思います。

ここから一般車両の通行禁止区域です。

サイクリストの方へと注意書きが有りました。「ポスタルバスが通るときは止まって道を譲って下さい」との事です。

道は細く、急勾配に 場所によって15%位の勾配が有ったと思います。常に10%以上の急勾配

変わったゲートが有ったので記念写真

太陽光で動いて通行車両のカウントでもしているんでしょうか?最初、もし高圧電流でも流れていたらと恐る恐る通過しました。

両側ともに牧場、牛が放牧されています。草を食べながらカウベルが鳴り響きます。

ポストバスと遭遇、道が狭いのでロードバイクでも停めて端に寄らないとすれ違えません。バスの運転手さん、「ありがとうね」と手を振ってくれました。ここまで登ってきて少し雨が降ってきました。上下とも雨具に着替えます。

さらに登っていくと雨から雪に、結構降るのでフロントバックに積もって行きます。濡れるのでスマホも外してフロントバックの中に・・・
ルートが確認出来ませんが、一本道なので大丈夫でしょう。

見る見る白銀の世界へ、雨具は着たものの、靴の雪除けは付けなかったので足が冷たいです。最初から付けておくべきだったと反省

ようやく峠グローシャイデック(Grosse Scheidegg)到着 読み方としてはグロッセシャイデックかも知れません。

残念ながら真っ白、晴れていれば昨日の逆方向からアイガー、メンヒ、ユングフラウが見えるのですが・・・

こちら側も真っ白、ここはホテルで宿泊も出来るようです。

代わりにGoogleストリートビューからの景色を貼りつけておきます。
峠では風が強く、吹雪の状態で寒いです。とりあえず記念写真

峠付近は凍結が心配でしたが、無事に通過、下って行くと雪から雨に変わってきました。
大失敗は自転車用のグローブです。冬用なので防水かと思っていたら冷たい水が浸み込んでビチョビチョに凍傷になるかと思うくらい冷たい指先を使いながら下って来ました。

一気に標高差で1300m降りて、無事にマイリンゲンの駅に到着しました。到着時間は午後1時、指が冷たいので駅売店カフェテラスで暖まりながら予定を考えました。
今日宿泊予定のゲシュネンまでは後40kmですが、標高2300mのスズテンパスを超えないと行けません。先ほどのグローシャイデックより約300m標高が高く、更なる雪が想定できます。
また、ゲシュネンへ向かうと途中に宿泊施設が少なく、途中で泊まることが出来ません。
以上のことから、ゲシュネン行は諦めてマイリンゲンのホテルを取ることにしました。

本日の走行コースはグリンデルワルトからマイリンゲンまで31.1km 獲得標高は1080mでした。
ゲシュネン行を諦めた事で、明日行く予定だったフルカ峠標高2436mも行けなくなりましたが、仕方がないですね。新規コースを考える事にします。

この日の動画(11月24日追記)
6日目グリンデルワルドからマイリンゲンへロードバイクでの走行
晴れから雨へそして雪へと変わるのはスイスの気候?17分のダイジェストでまとめました。登りで画面が揺れるのは急勾配でハンドルが振れたためです。スイマセン
2時間半のノーカット版も有ります。お暇な方はこちらを・・・