輪行箱の材料から寸法、作りから、梱包方法、今後のアドバイス
お待たせいたしました。先日のスイス ロードバイクとハイキングの一人旅2017でロードバイクを手荷物として預けるために作成した輪行箱の設計資料が完成しダウンロード配布を開始しました。(このページの最下部です)
前回の輪行箱との一番の違いは、梱包を畳んで収納できるようにしたことです。空港の荷物預かりで少しでも安く預けることが出来るようになったと思います
梱包方式はエンドが下になる正立型、フレームをエンド金具に固定してからハンドルやサドルを取り外すので、分解作業がしやすく、反転型よりも素早く分解梱包出来ると思います。
輪行箱の落下時にエンド部分に掛かる衝撃を和らげるため、防振用のスプリングやクッションを取り付けました。
スイスでのロードバイク移動ではフロントのエンド金具がベースのプラダンから外れたりしていましたが、改良と改良方法の提案ページも作っておきました。
内容について整理すると
- 輪行箱を作る材料
- プラダンのカット及び折り目の寸法
- 輪行箱及びエンド置台の組み立て方
- ロードバイクの分解梱包手順
- 輪行箱を作るときのアドバイス
全64ページとなりました。
注意点ですが、今回スイスに持参したロードバイクはTREKのEmonda SL5
写真のようにシートピラーの土台が高く特殊構造です。
その為、輪行箱は高くなり外形寸法 長さ970mm 高さ730mm 幅330mm 3辺合計サイズで203cmの大きさになりました。
通常のロードバイクであれば、もう少し高さを下げることが出来ると思いますので、幅を大きくして収納力を増やしたり、外形寸法を200cmに抑えて、ヤマト運輸のヤマト便で送ることが出来るサイズに収めてもいいと思います。
長さは自転車のフレームサイズによって変わりますので、実測の上長さを決めてください。参考に私のTREK Emonda SL5は540サイズです。
次回から海外自転車旅行はミニベロ(Bike Friday)で行くと思いますので、ロードバイク用の輪行箱作成は最後になるかもしれません。
代わりにBike Fridayキャスターと160cmサイズ対応の輪行箱を作成する予定です。
では、下記よりご自由にダウンロードしてください(要メンバー登録)
私をご存知の方は直接ご連絡いただいてもOKです
[download id=”3113″]
コメント
お世話になります。ヨーロッパ、アフリカ旅の動画を見せていただきました。「ロードバイク旅で使用した輪行箱設計図のダウンロード」が欲しいのですが、やり方がわかりません。恐れ入りますが教えてください。
サーバートラブルが有って以降、閲覧できなくなっているようですね。
ここから見て下さい。
https://www.dropbox.com/scl/fi/0ystm0du3x3ncavy8qg50/171005.pdf?rlkey=gx4doz8a0rglor5iwp6tj0wxv&dl=0
米家豊彦様こんにちは。私は63歳の貧脚男です(ヒルクライム、自転車旅、登山は好き)。
ブログを見ていませんでした。帰国後すぐに返信していただけたんですね。
自転車ボックス設計図を無事ダウンロードできました。
ありがとうございました。
とても詳細な設計図で驚きました。さすが、電気エンジニアですね。
さて、Kindleの「コスパ旅行術」を見せていただき、とても参考になりました。
8月末から30年振りの海外旅行でフランスに行く予定です。
パリからGrenoble経由でLe Bourg d’Oisansに行き、ガリビエ峠とラルプ・デュエズ
にレンタルロードバイクでポタリングする予定です。
ところで、来年は密かにスイス、ドイツ辺りをレンタル自転車を探してポタリングしたいと
考えています。日本から自転車持ち込むか、レンタルするか考えています。
そこで海外輪行のベテランの米家さんに聞きたいのですが、ドイツ辺りはロードバイク
タイヤ幅28mmで問題ないでしょうか(道が荒れているのか)?。
また、現地でレンタル自転車を借りながら、500kmくらいポタリングすることは可能なのか教えてください。
よろしくお願いします。
今回、ライン川沿いのサイクリングをしましたが、道は舗装されていました。ただ、他の道がどうかまでは分からないです。
レンタサイクルで長距離走ることは可能です。スペインでは巡礼の道を自転車を借りて700km 走ってきました