タイヤのバーストはパッチゴムで応急修理出来る時もある

ミニベロ旅行は予備タイヤ必須だと実感した

2月の11日から13日まで「SFCのついでに西表・石垣をBikeFridayで走る旅」に出かけてきました。石垣島、西表島を直前に調べていると面白そうな林道をいくつか発見

ダートも有るようなので予備タイヤを持って行こうと思いながら持って行くのを忘れてしまいました。

初日走りだすと異様な前輪からの振動に気が付きました。リムの変形?前輪ハブの緩み?チェックするも原因が解りませんでした。

石垣島初日に感じた異変

翌朝、出発前に点検すると振動の原因が解りました。

タイヤのバースト発見

拡大するとココ、タイヤが裂けてバースト寸前です。

タイヤが裂けている

もう1か所こちら側も裂けています。原因はブレーシューの位置ずれ?

確かにブレーキシューの位置が少し上がっていましたが、それならもっとタイヤの付け根が裂けそうに思います。

さてどうするか?空気を一度抜いて点検する方法も有りますが、直せるとは限りませんし空気を抜くことで亀裂が広がる恐れもあり、そのまま出発することを選択しました。

その代りホテルのフロントで西表島のタクシー連絡先を聞いて出発しました。

タイヤの裂けは2か所

タイヤが裂けかけているのに、ダートの山道へ

午前中だったのとダートの距離が3km程度と、最悪は押して帰れると思ったので走ってみました。かなりの距離が悪路で押しましたが・・・

それと、バーストに備えて最高速度を20km程度に留める様に自主規制しました。

西表島のダートを走る

ダート道を抜けて再びタイヤチェック、まだ大丈夫なようです。

タイヤのバーストチェック

ところが最終日、石垣空港まで残り11kmのところでバースト

緩い下りで突然空気の抜ける音、ブレーキを掛けて止まるまで徐々に空気が抜けたので安全に止まることが出来ました。

ついに前輪がバースト

バーストした時の走行動画はこちら

ここから、タクシー輪行も考えたのですが、石垣空港までは残り11km、帰りの飛行機の時間までは4時間半程と余裕が有ったので修理を試みる事にしました。BikeFridayの前輪を取り外します。

前輪を外して修理開始

タイヤを外してみるとこんな感じ、向こう側が透けて見えています。

タイヤの内側からは向こうが透ける

手持ちの材料で修理を考えます。まず取り出したのはパッチゴム、これを裏から貼れば直るかもしれませんがゴム糊が無いので貼りつきません。

ゴム糊は危険物に該当するとかで飛行機に積めないため持っていません。

パッチゴムだけでは貼りつかない

そこで、取り出したのがスーパーパッチと言うパンク修理用のゴムシールです。これで、パッチゴムを仮止めする事に成功しました。

スーパーパッチでパッチゴム固定

タイヤをはめて。恐る恐る空気を入れて、中のパッチゴムが透けていますが走れそうです。空気圧は低めの5気圧にして走りだしました。

無事にバーストの応急処置完了

バースト修理後走ること40分、無事に石垣空港に到着しました。

石垣空港到着

今後出かける時は予備タイヤを持って出かける事にします。こちらが持って行くのを忘れたパナレーサーのミニッツライトです。

パナレーサーミニッツライト

2月17日追記

タイヤのバーストを修理する「パークツール(ParkTool) タイヤブート」を教えてもらいました。これだと、もっと簡単にバーストの応急処置が出来そうですね。注文して今後は携帯するようにします。

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