チェーンの取り付けと調整
ディレーラーワイヤを固定してスプロケットも交換したのでディレーラーの調整に掛かります下記のH(トップ側)とL(ロー側)の調整から始めます。
ギアをトップ側に移動させて、トップギアとディレーラーのプーリーが一直線になるようにHのビスを回して調整します。
続いてギアをロー側に移動させて、ロー側の最大ギアとディレーラーのプーリーが一直線になるようにLのビスを回して調整します。変速では最大ギアまで移動しなかったので、手で押して止まる位置で調整しました。
下記のワイヤーテンション調整のつまみを反時計回りに回すと、変速でロー側最大ギアまでディレーラーが動くようになりました。ワイヤーの張りが弱かったようです。
続いてチェーンの取り付け、チェーンには向きが有るようで刻印が有る方を外側に向けるようです。
準備したチェーンがこちらシマノ CN-HG601 11Sです。長さは116Lでチェーン一つ一つのプレートが116個有ります。
チェーン調整の為チェーンフィキサーも購入しました。
チェーンの調整方法はマニュアル リアディレイラー – Shimanoを見て行ないました。
説明書の通り、チェーンを掛けてみます。
重なっているチェーンが丁度10Tです。
計算すると116T-10T+2T=108Tが最適な長さと出ました。
確認の為、フロントはアウター、リアは一番大きな32Tにチェーンをはめて長さ確認してみました。もう2T長い110Tでも行けそうです。
今度はフロントをインナーに、リアはトップに入れて確認してみました。こちらも110Tで行けそうです。なので、説明書の推奨値108Tより2T長い110Tでつなぐことにしました。
チェーンを7T分、チェーン切りでカットします。
接続用に準備したのが11T用のミッシングリングKMC 11スピード用ミッシングリンク CL555C/2セット入です。
チェーン先端両側を挟み込むように接続します。少しギアを踏み込むとパチッとはまりました。
ミッシングリンクを使えば、専用工具でチェーンを外すことが出来るようになります。取り外してチェーンの洗浄も出来ますし、予備のミッシングリングを持ち歩いてチェーントラブルが有ればつなぎ直せます。長さもあと2T短くても大丈夫です。
最後に.Bテンションアジャストボルトを調整して完了です。
調整方法はチェーンをフロントの最小ギア、リアの最大スプロケットにセットし、クランクアームを逆に回します。
チェーンづまりしない位置までガイドプーリーがギアに近づくようにBテンションアジャストボルトを回して調整します。
詳しくはマニュアル リアディレイラー – Shimanoをご覧ください。ここの調整は自分でもあまり理解できていないと思います。
最後に余分なワイヤーをカットして
ワイヤーキャップを圧着します。いつも電気工事で使ってるペンチが役立ちました。
以上でスプロケット28Tから32Tへの交換、ディレーラーとチェーンの交換が終わりました。その場で変速を変えて動作確認、その後 実際に走行して動作確認出来ました。
ディレーラー交換は初めて(学生時代にやったこと有りますが・・・)でしたが無事に交換できました。
内蔵型ディレーラーワイヤを通すためのケーブルライナー、10こセットを購入したら外箱付きの10個が到着しました。
次からはタコ糸で行けそうだし、不要になりそうです。これも売るか??