スイスの木造建築を探索
グリンデルワルドで宿泊したHotel Sonnenberg(ホテル ゾンネンベルク)は三角屋根が可愛いシャレ―スタイルの建物でした

調べてみると
スイスの家屋といえば、木造りの三角屋根の建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。それはシャレースタイルと呼ばれる家で、ユングフラウ地方やツェルマットなど、主にスイスの山岳地帯で目にします
英語のWikipediaでも説明が有りました。
スイスのシャレースタイルは、木製のバルコニーと彫刻された装飾品で飾られた広々とした屋根とファサードを特徴とする伝統的な建物のデザインを指します
宿泊したHotel Sonnenberg(ホテル ゾンネンベルク)の室内ですが、建物の設備などを調べてみる事にしました。

まずは、ベランダへのテラス窓です。ワンレバーで外側に観音開きで開けることが出来ます。

ガラスはもちろん断熱ガラス、厚さ20mmほど有りそうでした。開閉の構造は金属で出来ていましたが、両側を白く塗装した木材でサンドイッチする作りで熱を遮断する構造になっていました。

ベランダ部分の床材です。材質は木材系統だと思いますが良く解りませんでした。結構外側とかが傷んでいました。手すりの固定金具取れないかな?やや心配です。

屋根には雪止めが多数ありました。材質はよく解りませんでした。手前部分は黒いのが剥がれて傷んでいるようですね。

ベランダの手すりです。スペード?クローバー?木材の切込みが可愛いですね。この部分から水が浸み込んで傷まないのかな??
水に強い木材なのかもしれません。

樋管は材質が銅でした。これは強いけど加工が手間で高いでしょうね?

シャレ―スタイルの構造部でしょうか?丸太小屋のように角材を組んで壁面が作られていました。

屋根を支える部分です。キレイなカーブで切り込んでいました。

室内に戻って、一部の壁面は木材貼り仕上げ
幅木部分にはカーペットを立ち上げていました。スーツケースの当たり防止には有効かもしれませんね。

天井も木材貼、50mm程度の小さなダウンライト照明でした。丸い出っ張りは火災感知器ですね。

テレビは壁掛け設置、配線も埋め込んでるようなので手間が掛かってますね。

これはお風呂に有った暖房器具、この中を温水か温められたオイルが流れているのだと思います。洗濯物やバスタオルを干すとスグに乾くのが便利です。

トイレは普通、奥の壁の大きなボタンを押すと水を流すことが出来ます。タンクが無いですが、フラッシュバルブのような構造なのかな?

汚水管の行先は床ではなく壁面に・・・
壁の中を流しているのか?屋外に出しているのか?知りたい所です。

洗面所もごく普通なんですが、清潔感が有ります。

照明のスイッチ、ネジを外してみたくなりましたが止めておきました。
こんな感じで宿泊したシャレ―スタイルのホテルの設備と構造について調べてみました。よく解らない点も有りましたが、どこかで応用できたらと思います。

Hotel Sonnenberg(ホテル ゾンネンベルク)の看板です。これぐらいならスグに真似できそうですね。
