さらにギアを軽くしてBikeFridayを山岳サイクリング仕様に改造します。その1

BikeFridayのギアをもっと軽くしたい

以前、BikeFridayのチェーンホイールを交換してギアを軽くしたのですが、もっと軽くしたい。元々、重いギアを踏むのではなく、軽いギアをくるくる回す走行スタイルです。

急坂で重いギアを踏むと腰が痛くなります。でも、軽いギアをくるくる回すと腰に負担は来ず楽に走れます。後は登り切るまで我慢です。

BikeFriday山岳サイクリング対応に向けてフロントギアの交換その2
フロントギアの交換 昨日の続きです。こちらがBB側、グリスや汚れが付着していたのでキレイに拭き取りました。 クランクは再利用...

前回チェーンホイールを交換した時のギアを調べると、現在持っているロードバイクTrek Emondaの85%の力で回せるギアになっていました。

ロードバイク700Cのタイヤは外周が210cmらしいので、クランクを1回転させると後輪が34/32回転回ることになります。そうすると進む距離は

210×34/32=223cmとなります

続いてBikeFridayのタイヤは20×1-1/8で外周は155cm、フロントインナーは今回36に交換、スプロケットの最大ギアは28です。クランクを1回転させると後輪が36/28回転することになります。そうすると進む距離は

155×36/28=199cmとなります

フロントインナー、スプロケット最大ギアでの比較は

199/233=0.85

でロードバイクよりBikeFridayの方が軽く、85%の力でクランクを回せる計算になります。もちろん進む距離はその分短くなりますが・・・

改めてBikeFridayを見ると、次に交換できるのはリア側のスプロケットとなります。現在最大ギア28のスプロケットが付いているので、これを30か32に交換すればいいのですが、リアディレーラーのキャパを越える為、ディレーラーも交換必須になります。

BikeFriday標準では30までなので32付くかな?それと、ディレーラーが大きくなるので、BikeFridayを折り畳んだ時の当たりも問題になりそうです。

色々考えてみましたが、やってみないと解らないとの結論になりました。

仮にスプロケットを32にすると

155×36/32=174cm

174/233=0.75

ロードバイクの一番軽いギヤの75%の軽さになります。

BikeFriday現在のギアはフロント36リア28

早速、リアディレーラを取り外します。ワイヤーキャップが付いているので先端をカット

リアディレーラーのワイヤーキャップをカット

六角ビスを緩めてディレーラーを取り外しました。

BikeFridayのリアディレーラ取り外し

今回取り付けるシマノ105リアディレーラーRD-R7000-GSが左側です。汚れが目立たないかと今回は黒を選びました。

RD-R7000のSSとGSタイプ

取り外したワイヤーを見るとほつけていたので、ワイヤーも交換することになりました。

ディレーラーワイヤーホつけてる為交換決定

リアのシフトレバーを取り外そうとすると、ブレーキレバーの構造が少し違うようで、取り外しが出来ません。下記は以前、TREKのリアディレーラーを交換した事例です。

シマノリアディレーラー埋め込みワイヤーの交換方法その1
ロードバイクに埋め込まれているリアディレーラーワイヤーを交換するために、現在のワイヤー配線ルートを調べてみました。

今回は、ディレーラーワイヤーの先端がシフトレバーの中に入りこんでいるようでシマノマニュアルと技術資料を参考にシフトレバーを分解しました。

シマノブレーキレバー分解方法

やっと、シフトレバーの先端が見つかりました。ワイヤーを緩めて古いワイヤーを引き抜きます。

シマノ105ブレーキレバーからディレーラーワイヤーを外す

続いて、手元に有った長さ2100mmのシフトワイヤーをガイドチューブから通線します。

ハンドルに通しているチューブからワイヤー通線

リアディレーラー側にワイヤーの先端が出てきましたが、飛び出したのは10mm程度・・・・

これでは作業出来ません。BikeFridayの場合は長いシフトワイヤーを使っているようです。

つづく

BikeFridayには2100mmワイヤーでは短かった

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